風の果て

恋をしただけ それだけのことを

【覚書】蒼の乱、無事開幕!!

蒼の乱、初日に行ってきたよー!の話。東京だけだったけど、長丁場の舞台を初日・半ば・最後っていくの初めてだったから色々と変化が見れて面白かった蒼の乱。この大舞台に立つ瞬間をリアルタイムで見れて本当によかった。
(2014.07.18)



楽しかった!ハッピーエンド…とは違う気がするんだけどw確かに最近のいのうえ歌舞伎にしては軽めで爽快な仕上がりだった。とにもかくにも天海のための舞台!!なので、松ケンは熱くていい奴だけどバカですぐ騙されて話をややこしくするやつで、その代わりに立ち上がった天海がひたすらにかっこいいジャンヌダルク!っていうお話でした(笑)天海さんと太一で軽口叩き合ったり喧嘩したりな場面も多くて可愛かったー。天海と太一、ちょうど身長同じくらいだから、向かいあって顔くっつけてやいやいしてると高さ一緒で凄い可愛い。お似合い。


舞台の感想も後々書いていきたいけど、とりあえずゆっくんの新感線デビューに立ち会えてよかった。太一が大きい役になるから、ゆっくんが昔の太一のポジションなんだろうな。そして死ぬんだろうなっていう予想はだいたい当たっていたけれど。予想以上に本当に殺陣のため役だった。武力をもたない朝廷貴族の「影の太刀」だから、感情もない意志も見えない、命じられるままに守って戦って死んでいった。だから斬られた瞬間全然悲しくも切なくもなくて、切り殺した方の夜叉丸の方が、結局殿も守れず一族の最後の一人になった、前向きだけど切ない役回りだった。でも思ったよりゆっくんも台詞あったな。ますます声がそっくりになっててねぇ…ちょっと長く喋ると「ん?」ってなるから太一じゃないってわかるんだけど(笑)それでも何も知らずに見た人は混乱するんじゃないだろうかってレベルに声も姿かたちもそっくりだった。兄弟殺陣のスピードは速いなりにまだ抑え目というか、きっとこのあとどんどん速くなるだろうなーという感じだったので次回が楽しみ。
太一は終始色っぽくてかっこよくて時々可愛らしくて、すごくおいしい役どころ。大衆の太一見てる感覚に近かったかもしれない。3回目のカテコの最後、前列の真ん中あたり見て、ニッて笑ってたのちょーーーう可愛かった。顔見知りがいたんだろうなぁ。自分のとこの公演で見る笑い方だった(笑)かわいいなぁ太一くん。


あと馬とか馬とか馬とかww書きたいことは山ほどあるけど、感想は追々。橋本じゅん(馬役)が秀逸すぎて幕間に聞こえる会話が馬まみれだったくらいなんだけど、それ以外だとゆっくんが乗ってた祐也馬があまりにもクオリティ高くてつらかったwすげー真面目な場面で、舞台の端でめっちゃリアルな馬の動きしてる祐也天才かwwwwあれに真顔で乗り続けてる太刀影さん、役者だわぁ(当たり前です)