風の果て

恋をしただけ それだけのことを

虚構のペルソナ SHADOW SIDE 11/13ソワレ@シアターサンモール

昼に続いてサンモールへ。サンモールマチソワが体がバッキバキになるのが難点。
こっちは4作品とも原作を知ってるので、本来の展開と比べたり、あそこがこうなるのかーって部分も多くて、昼とはまた違った楽しみ方。
まず劇場入った瞬間、坂の上のエーリアンの骨董店のセットが置いてあってテンションあがった。久しぶりだー!夜はいかにも「お芝居」を見てるって印象。話もシリアスめが多いので、結構疲れる。疲れた分、満たされた。見に来てよかった。

  • 坂の上のエーリアン

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当日ついったに書いた感想を貼っていくシステムにしようと思ったはいいが、私のこの感想ひどいなw
2回目だからストーリーに対して特に書くことなかったのでこうなったんですけどw、この雰囲気は相変わらず好き。後ろに置かれたセットのところどころに狐や鬼の面が飾られてるんだけど、その中にひとつ、FACEで使ってた面が混ざっててにやにやしました。人形役は、個人的には去年の子の方が好みかな(笑)

  • 心理試験

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森本りょーじのやたらイケメンな明智が見れる心理試験。登場シーンは怪人二十面相とリンクさせてあった。
歌も抽象的な表現も挟まず、原作の心理試験の実施部分をぎゅっとまとめた感じ。

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これ好きだったー!冒頭とラストに、店で売られている4人(4脚?)の椅子たちの会話が追加されていて、その椅子たちによって語られる「有名な話」としての人間椅子。賑やかで楽しい冒頭から一転、佳子夫人が椅子に座って手紙を読むシーンはちょっと不穏で色っぽくて。まなちゃんの佳子夫人、綺麗だったー!ああいう着飾った格好の役を見ることが今までなかったので新鮮だった(花魁とかはあったけどw)。甘めの顔だちなのに、声があまり高くなくて落ち着いてるから、凛としたイメージで素敵。あとやっぱり声が通るので聞きやすい。

最初はあの4人が椅子の付喪神w的なやつで、小説「人間椅子」が椅子界で語り継がれてるみたいな流れかと思ってたんだけど(どんな話だ)、最後の最後で意味深なセリフがあったのであの意図をちゃんとくみ取りたかった。受け取り損ねた。でもなんとなくぞわっとさせられて終わったのが、非常に私好みでした。

  • D坂の殺人事件

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まなちゃん、古本屋の妻役って最初から死体じゃん…と思っていたら、がっつり出番あったし、人間椅子以上に色っぽい役どころだった。赤いお着物で群舞の中心に出てきて担ぎ上げられるシーン、超興奮したわ(群舞厨)。たけるさんとのシーンもめっちゃ綺麗。
「私」の脳内会議のくだりや、噂話や謎解きにかぶせられる歌の感じも気に入ったのだけど、具体的に感想書くのが難しいなこれ…。こういうお話が好きです、としか…(圧倒的語彙力不足)。
あ、モブキャラで好きだったのは女学生コンビですw


以上、マチソワお疲れ様でした(私が)。満足したところで、また休日ごとに六本木の坂を歩く生活が始まるよ(笑)