風の果て

恋をしただけ それだけのことを

あずみ戦国編 11/19マチネ@ブルーシアター

拝啓、一年前TRUMPの初日に向かっていた私へ。
幸か不幸か、一年後の現場も僕たちのクランがあったあの場所です。感慨深くはあるが、嬉しくはないw


17日が全然集中できないまま終わったので、実質1週間ぶりみたいな気持ちでしたが、なんか今日すごいよかった気がする。体感時間短くてあっという間に終わっちゃった。やばい、楽しい。


後列センター寄りの席だったのでなるべく双眼鏡使わず見るようにしたら、うきはのフライングの時に後ろの映像がぐるっぐる回ってることに初めて気が付いて笑いそうになりました。あずみ戦国編の三大好きな映像芸は、「今夜は…祭りかいっ!」の背後の打ち上げ花火ドーーン!と、秀頼登場シーンの薔薇と、うきはフライングの背景回転です。打ち上げ花火は初見のときから面白すぎて、毎回ちょっと笑ってる…wwww

あと、花火にびっくりして荷車の後ろに隠れるとき、段差から両手広げて軽やかにジャンプしてくるうきはちゃんとか、爺の巻き戻しのときにすごい細かく巻き戻し小ネタを挟み込んでるうきはちゃんとか、とにかくじわじわくる小さいネタを無数に仕込んできているすずきひろきが面白いことにも気が付いた。私キャラクターとしてうきはみたいなタイプ全然好きになれないんだけど、これは小ネタ拾うので結構楽しめるな…wあとやっぱりひろきくんがこっちの色にだいぶ馴染んだ。先週の違和感がない。


美女丸さんのシーンも極力肉眼で見たら(今回珍しいくらい表情でも芝居してるから、顔も見たいんだけどねー目が足りない)、改めてあの鬘の仕上がりの良さに震えました。あれだけ長さあるのに、すごい綺麗に流れるよねあの髪…。本人の扱いが上手いのもあるけど、猿との茶番(「そんなことできるわけないでしょ(棒)」)の時の背中向けた状態での立ち姿と髪のバランスが、計算しつくされたような美しさだった。綺麗よぉ美女丸ちゃん…。
あと17日の感想でも書いたけど、ラストの「そうやって生きて…!生きてきたんだよ」がどんどん盛ってきててたまらん。ずっと生き生きと美しい顔があの瞬間だけ歪んで、そこからパッといつものテンション(というかマックスの状態)に振り切って終わるの、まさに快感。原作はあらすじ程度にしか知らないけど、そこに描かれているのであろう舞台上では触れられないバックボーン()が、あの瞬間にぎゅっっっと詰め込まれてる感じ。

あずみもどんどん上げてきているので、来週超楽しみだな~。ひゅうがやあまぎと戦っているときはどうしてもゆっくんが加減してる感じが見えちゃうんだけど、あずみとタイマンになると急に躊躇いなく刀振り下ろすので、その勢いでかかっていっても大丈夫だと判断されてるんだろうな。たぶん後半戦まだまだ早くなると思うけど、この二人ならお互い絶対外さないだろうという安心感が凄い。


あ、秀頼さまは今日も可愛かったです。りっちゃんも小園も肌白くてすべっすべだから、二人並ぶと「触りたい…!」ってなる可愛さですね(やめなさい)。
たぶんあずみが終わったらもう小園のことを気にかけることはないと思うのだけど、この子の天性のアイドル性はものすごく興味あるし、せめて千秋楽まで、出来る限り逃さず見ておきたい人だなと。見慣れてるからあまり気にしてなかったけど、役者としてはほぼ無名の子が、あのキラキラの衣装を私服かよってくらいナチュラルに着こなしてる時点で凄いんだよねたぶん。


あーーーあずみ楽しいよ終わりたくないよーー。ってすでになってるけど、今日すごくよかったから来週も楽しみだよ。


【おまけ:本日の秀頼さま】
兜のおでこあたりから、でっかいカブトムシのツノが生えてる仕様。
あずみ「おまえ…なんかついてるぞ」
秀頼「これは余にもよくわからんが、ヘラクレスのツノじゃ!」

本人もよくわかっていない日替わり兜、千秋楽ではぜひ薔薇とキラキラで盛ってほしい(登場シーンの薔薇が好きすぎる勢)