風の果て

恋をしただけ それだけのことを

5月観劇記録

ちるらんSP公演から黒塚家まで、1か月以上観劇しなかった。こんなに空いたのいつ以来だろう…。
とはいえ、舞台見てないだけでセクゾンコンもPIWも行ってるんですけど。
6月はディスグーニー3連発に刀ステに弥次喜多に…と怒涛の観劇月間になる予定。がんばれ私の脳みそと精神力。

(番外編)プリンスアイスワールド 5/3

年に1回、コバヒロに全力できゃーきゃーする日(笑)スケートリンクの上で0番キメてるコバヒロは本当に華があってめちゃくちゃかっこいいのだけど、群舞においてあの動きは正解なのだろうかと見るたび疑問に思うw
あとトリの町田先生劇場がものすごい濃度でした。

黒塚家の娘 5/27ソワレ@シアタートラム

1年ぶりのトラム。この劇場が本当に好きで、入った時点で元気になれるのだけど、作品も面白くて、演劇見た!って気持ちになれて良かった。乾いた体に水分がぐんぐん染みわたっていく感覚。

ホラーっぽいけど笑いが満載で、宗教とか村の慣習とか厄介な話題も多いんだけど、台詞が全然難しくないからすんなり見れる。風間さんが宗教の話をする場面、単純に説明が面白いのと風間さんが喋り上手なのとで、ずっと聞いていたかったな。話してる内容は、倫理の資料集のコラムみたいな話なんだけど(笑)牧師と華南のやりとりも気持ちいい。全体に会話のテンポがよくて、とにかくずっと耳が楽しい作品だった。
トラムの横幅目一杯ステージにしてて。途中までは舞台中央にしかライトが当たらないからあまり意識しないのだけど、終盤で全体が薄明るくなったら、両サイドに捌けたテーブルや板がそのまま置かれてるのが見えるのね。ちょうど、幻覚が消えて現実が見えてくるのと合わせて。小劇場だし始めからそこに「お屋敷」のセットなどないのだけど、その上で、お屋敷が存在している時間と消えていく時間がちゃんと表現されていた。あの脇にセットや小道具が積まれてる光景面白くて、まじまじと見ちゃった。

しゅりちゃんは舞台で観たのは初めてかな?和装もあのサイコな雰囲気もとても似合っていた。終盤の叫び系の芝居になるとちょっと物足りなかったけど、妖しげかつキュートだったわぁ。お着物可愛い。あとカテコが並んでは一礼するだけのごくシンプルなものだったのだけど、その特段何かをしているわけでもない風間さんがめちゃくちゃかっこよくて震えましたね…。モテが溢れていた…。あれが既婚者なの罪深い…。

白蛇伝 5/28マチネ@サザンシアター

鯛ちゃんのお芝居とアクションが堪能できればいいかな~くらいの軽い気持ちでぷらっと。何気に初サザンシアターでした。サイズは紀伊國屋ホールと同じくらいなのかな?あの椅子そのまま紀伊國屋ホールにもほしい(笑)
トーリーはまぁこんなもんかなって感じだったけど、劇中で歌われてる曲が良くて、それを歌うイセダイにちょっとときめいたりしました。イセダイはすごくモテそうな声をしてるんだなぁという気づき。しかしこれ、ぱっと見ピュアッピュアな少女漫画だけど、ぶっちゃけ白娘の愛という名の暴走とエゴで話がややこしくなっただけだよな。押しかけ女房的に現れた美少女が原因で争いに巻き込まれた挙句、最後再会するまで数十年単位で待つハメになってる許仙気の毒すぎんか…w少青も一途という大義名分の元もと結構なことやってるし、ちょっとこれで妖と人間の共存を~とか言われても、そりゃ人間側は断るだろうよw

鯛ちゃんの少青は、地べたにぺたんと座ったり膝抱えたりする時の仕草ひとつひとつがめっちゃショタくて、この30歳男児凄いな…凄いな色んな意味で…となりながら見ていた。ほんと小魚(笑)かっわいいなぁ。蛙の妖役の子が動ける子で、その二人のアクションが見ごたえあった。
鯛ちゃん、2.5もいいんだけど、たまには台詞量膨大なごりっごりのストプレにも出てくれないかなあ。久しぶりに見たけど、やっぱりこの人のお芝居すごく好き。