風の果て

恋をしただけ それだけのことを

7月観劇記録

アラタ摘まみつつ、気まぐれに当日券でちょこちょこと。
あと若手俳優関連だと、映画でひだまりが聴こえると江戸キャン2もみました。最近BLばっか観てる気がする。疲れてるんでしょうね(笑)(といいつつ、今日本で一番お耽美なものが見れると噂の豊洲にはまだ行けていない)

アラタ~ALATA~ 7/8マチネ@オルタナティブシアター

これはいずれ劇場そのものの感想とまとめて個別で記事あげたい。
ダンスパートの比率が高めの廉価版ジャニワ、という感じ。一応話の筋はあるし、途中までは「思ったより全然わかるわかる~親切設計~~」だったんですが、山場終わったかと思ったところで光るセグウェイに乗ったトランプが現れたので、やっぱわかんねぇ!!!!ってなりましたwあとジャニワ的な意味では突然の8月(映像)が一番じわった。やはりエンタメには悲劇の歴史が必要…(なのか!?)
ゆっくんと水野ちゃんは、ノンバーバルパフォーマンスという意味で大正解な二人だったなぁ。突っ込みどころは多すぎて挙げきれないけど、二人とも上手いので指切りげんまんで毎回律儀にときめいていた。何あれ超可愛い。しかもアラタのお化粧が大変よい仕上がり具合で、お顔も可愛いので二倍ときめきました。結構…結構楽しい…w

しかしゆっくん以上に水野ちゃんの出番が凄く多くて、ダンスも殺陣もフライングも全部やってたので、これこころ役チェンジしたら成り立つんだろうか…と思ってしまった。真ん中であれだけ華があって、演技力もあって殺陣も早くて…って人選難しいのでは(水野、殺陣が超かっこいいんだわ)。あと創くんがめちゃくちゃ忙しそうだったので、長丁場最後まで頑張ってほしい。

(ライビュ)舞台「刀剣乱舞」義伝 暁の独眼竜 大千秋楽7/14

無事全公演終了、お疲れ様でした!銀劇では2階から全体を見る感じだったので、ライビュはドアップで細かい表情に集中して見れてちょうどよく楽しめました。顔面基礎値が高いのでおなじみの刀ステですが、政宗公がぶっちぎり顔が綺麗で、大スクリーンに映るたび「ひっ…!!」って声が出そうだった。人間キャストがあんなにかっこいいの反則でしょう。
ライビュならではの見どころとしては、遠足のしおり(こんのすけの絵とか歌仙ちゃんの名前とか書いてある)が大写しになって場内がざわついたり、お小夜が重傷を負った瞬間の歌仙の「おさよーーー!!!!」のドアップがしぬほど面白かったりしました。全体に笑ってはいけない歌仙(顔は綺麗)。あとステージセンターの足元のカメラがいい仕事してて、序盤の伽羅ちゃんが一人庭で刀振ってるところや、三日月の舞が煽りで撮られていたのが最高でしたね…。斜め下から見るお扇子持ったひろちか様の美しさよ…。EDのダンスパートはほどよく引きで見せてくれたのも嬉しかった。あの踊り出しのドルっぽい振付好き。

カテコの話は別でちゃんと書きたいなぁ…というか、途中まで書いてあるので、あれをどうにかしたい。ドヤ顔で英語の挨拶かましたいのちゃんさんが今回の可愛い大賞でした。あと仕事ができるしょーへい貞ちゃんの一本締めを最後の最後でぶち壊したあらまきくんはやっぱり凄い。なかなかいないポンコツっぷりだった。可愛い。

あちこち何かしらのフラグが立ちまくってる刀ステ本丸、これが次あたりで一気に回収されるのかと思うとぞくぞくしますね…次回作も超たのしみにしてる…。なんでもいいから鶴丸は次も出してくれ。ステの鶴丸がしぬほど好き。あと自分とこの近侍であるお小夜の修行旅立ちを見送れて嬉しかったので、いつか極になって帰ってきたところも見れたらいいな。極不動くんと極小夜の手合わせが見たい(キャストのスキル的に)。

アラタ~ALATA~ 7/15マチネ@オルタナティブシアター

2回目。ダンサー、アクションチームが前回と一緒だったので、どこかで笹原がいる回は見に行きたい。
最前だったので、玉野尾のフライングが頭上に降りてきたり、目の前で倒れ込んだアラタの手とか睫毛とか凝視できて楽しかったです。肉眼でこんなにじっくり睫毛見れる機会滅多にない(笑)

遠い夏のゴッホ 7/16ソワレ@銀河劇場

ぷらっと当日券で見てきました。夏の銀劇はいいですね。俺の陣がなくて寂しい思いをしてたので、今年も銀劇で蝉の声が聴けてちょっと嬉しかった。初シャトナーさん作品。人気の演出家さんだし、キャストもおいしいし話も面白かったのに、2階3階封鎖状態だったので驚いた。ディスグーニーの方が全然埋まってるじゃん…。ディスグーニーは癖があるからまだ仕方ないかなぁと思っていたんだけど、ゴッホは見る人を選ばないタイプのいい作品だと感じたので、連休真っ只中にこの客入りはなんだか不思議だった。やっぱ原作が集客の決め手になる時代なのかな。

本編の話。冒頭かなりうるさいので、ずっとこのままだったらつらいなーと思ったけど、話が軌道に乗ったらぐっと落ち着いて、シリアスだけどまっすぐあったかくて、気づいたら夢中で観てた。虫の生態や特徴がうまく擬人化されてて面白い。ずっとじんわり辛いんだけど、悪役は一人も出てこなくて、憎むべき相手がいないから余計辛い。それでいながら、最後はファンタジーなハッピーエンドなのがずるいなぁ。そんなのあり得ないのに、応援しちゃうし喜んじゃうんだ。

賑やかな場面で、ばーーっとまくしたてる台詞が聞き取れない人多くてちょっとストレスで、出来る人にだけやらせりゃいいのになぁとか思っちゃったんだけど(笑)ランガンのお三方(今回全員出てたんだよね、レアじゃない?)と、ちゃんじんおざりょのアリコンビの安定感はよかったなぁ。序盤ほぼほぼ、宮下雄也の時間だったのでめちゃくちゃ笑ってしまったw
しんたくんは、ラストの老いてぼろぼろになたゴッホが最後の瞬間だけ元の姿でそこにいる、その切り替えが見事だった。衣装もメイクも何も変わってないのに、一気に若返ってた。羽化したベアトリーチェ(美少女)との並び超可愛かったよ~~。
あと紅一点のせなちゃん(舞台上見てるともっと女性がいるような錯覚に陥るんですが、生物学的には女性一人なんですよねこの舞台…w)、声が通るし可愛くていいよね。若くて顔だちが華やかで健康的な強さがあって…というありなっちの描くヒロインが似合いそうな女の子、2.5界隈の若手俳優がいっぱいでてる作品だとあまり思いつかなので、この子の存在は貴重だなぁ。

あとみかしゅんさんは圧巻の女王だったし、久々に平田や武田くんを観れたのも嬉しかったし、ニコイチ扱いの丸目ゆづきがとてもキキララで可愛かったし…とか書いてるとキリがないんですが、いろんな舞台で知った役者さんたちが一同に会すような作品で、見ていてとても楽しかった。ゆづは声が男の子だから、イワンのような役だとさほど性別不明ではないんだけど、メスカマキリとかメス蝉とか、モブでは女の子役で活躍していてさすがだったわ(笑)。あと最後トドメをさすように投下されたみかしゅんの「姫」の破壊力が凄かったです。あまりにも可愛い。

夢王国と眠れる100人の王子様 7/23ソワレ@アイアシアター

なんで見に行ってしまったのか自分でも謎なんだけど、歌って踊るたかさきしょーたの顔がすさまじく可愛かったので行った甲斐があった。普段のしょーたくんのくしゃっと笑った顔も好きなんだけど、ショーパートになるとステージ用の綺麗な笑顔になるのでまーーー美しかった。最後の全員和解したあとのパフォーマンスシーンほぼリド王子の顔しか見てなかったわ…。久しぶりに双眼鏡張り付き状態だったw

なのでチケ代の7割くらいはしょーたくんの顔に費やした感じで、残りの3割はびしんくんの可愛さと上杉くんの歌にお支払いしてきた。上杉くん相変わらずお歌が上手いし、なにかしらの小箱が開いちゃってダメだ。普通にときめく(笑)動物チームが歌唱力にしろ何にしろ一番出来がいい印象で、やっぱ見た目わかりやすい王子様キャラよりイロモノの方がスキル求められるのかな…とか考えた(笑)。チェシャ猫の子もいいな~と思ったら、彼もB2なんですね。あと山中のしょーたくんがショタ芝居のプロだった。ちっちゃくて生意気でかっわいいの。
殺陣やアクションもちょこっとあったんだけど、しょーたくんとびしんくんが技術有り余ってる感じだったので、あの人たち、ユメクイと1対6くらいで戦わせてもよかったんじゃないだろうか(笑)。ちなみに実際はれんれんが1対6やってました。さすが主役。

あとカテコでしょーたくんより、翌日のアフトク宣伝があったんですが。。
高崎「明日はトークショーがあります!なんでトークショーするか、わかりますね?チケットが売れてません!国の存続をかけた明日の昼公演、空席がないことを祈っております。チケット買うだけでもいいのでよろしくお願いします!」
小澤「というわけで、チケット買ってください!!」

という容赦なくリアルを突きつけてくる夢の国の王子たちのお言葉があったことは書き残しておきたい。プリンセスの素養が全くないので、どんな甘い言葉よりもこのカテコのやりとりで「好き!!!!!」ってなったわ。最高かよ。