風の果て

恋をしただけ それだけのことを

ダンスカンタービレ 12/14ソワレ@博品館劇場

ちょぉぉぉぉ楽しかった!満たされた…。踊る妖怪大戦争みたいな作品でしたね。見ていてめちゃくちゃ気持ちいい。
ゲネ記事にお写真たくさん載ってたのでリンク貼っておこうか。
takarazuka-j.blog.jp


町田さんが未来軸のジャックで田野ちゃんがストーリーテラーの刑事さんというのは事前に知ってたんだけど、初演を見ていないので温子先生があの位置にいるって知らなくて。町田さんとセットでずーっと舞台上にいるので、もうそっちばっか気になっちゃって本筋追うのに苦労した(笑)ただでさえ受け取らなきゃいけない情報量がすごいのに。

以下、いつも以上に「すごい」とか「よかった」とかしか言ってない頭の悪い感想。


ジャックのコートの脱着を黄色ちゃんがやっていたので、ジャックの良心とかサイコパスじゃない方の人格とかなのかなぁと思っていたら、娘だったんですね。無邪気に人の顔のぞき込んだりきゃっきゃしてたのはそれかぁ(にしては、笑顔が超怖いんですけどね黄色ちゃんw)。温子先生、携わってる作品は定期的にみてるけど、ご本人が出てる作品ってたぶんAJTぶりで(笑)。あの中にいる姿しか知らなかったから、こっちが通常営業のはずなのに凄く新鮮に感じた。下手したら森さんより舞台上にいるんじゃないかってくらいずっとそこにいたので、これだけの情報量をずっと表現し続けるエネルギーすごいなぁと。

踊る町田さんは相変わらず神様みたいな人で、こういう全編踊り倒しの作品になるとその凄さをこれでもかというくらい浴びれるので嬉しかった。アフトクで、女の子たちにつかまってつけまつけられて、「まちこー!」って呼びこまれてたまっちーは珍種の小動物みたいで可愛かったけどw、踊ると別人だもんなぁ。Wシンゴで踊ってるところ、役として場面としての表現とはまた別に、踊ってる本人たちの楽しさというか充実感みたいなのが滲んでいて素敵でした。

女性陣は風花舞様の圧倒的女王様!なオーラに終始見惚れていた。凄い。みんな綺麗だけど、風花さんレベルが全然違う。あまりにも美しい…。ほかの女性陣とは異なる立ち位置だった風花さんの役どころがつかめないままだったのだけど、終盤でナイフ片手にガールズを切り裂いていくあれは、ジャックのもう一つの姿なのか「切り裂きジャック」の正体なのか、どうだったんだろう。ナイフ持って踊る姿も麗しかったです。もっと堪能したいので、とりあえずドリグレの円盤早く出してくれ(発作)
みみちゃんさんは優馬君の方のドリグレと、あと陰陽師の生中継でも見てるはずなんだけど、今回の役がぶっちぎりで好きだった!今まで見たイメージと全然違う~~。見た目がふわっと可愛らしいのに、踊ると凛としたかっこよさがあって、こっちのほうが断然好き。
あと田野ちゃんはGirlsの中に入って踊ったときにパッと目を引く動きをする子で、大所帯アイドル出身の子特有のアイキャッチ力があった。辞めジュが外部出てるの観たときと同じ感覚(笑)悪目立ちする動きしてるわけでもなく、みんなと同じ振り踊ってるのに一人だけ浮き上がって見える。夢の中の娼婦のシーンがとても素敵だった。ご本人そんなに色気のあるタイプだと思ってなかったんだけど、踊るとちょっとえっちで良い。

あとゲストはかざみ先生だったんですけど。そもそもが妖怪大戦争なので軽くゲストのこととか忘れてたわって頃にさらに上を行く人が出てくるの超怖かったですね。
「そして、悪魔が形となって姿を現した」(だったかな)のナレから、照明ついたらそこにかざみんが降臨していて、しばしかざみんタイムをお楽しみください状態なんですが、マジで人の形をした人ならざるものだった。ステージ目いっぱい使って回るかざみん美しかった。あそこだけでチケ代の元が取れるような贅沢さ。


1幕ラストの全員出演の群舞が最高だったので、幕間カクテルはその曲をイメージしたというFoxy Girlsをいただきました。スパークリング美味しかった。町田さんと温子ちゃんがシンメで踊り倒す世界、あまりにも幸せだったな…目が喜ぶ。
あとカーテンコールで踊る町田さんがふわっと笑うのが綺麗でねぇ…踊る町田さんは良いものですねぇ…(しみじみ)

アフトクはすでに記憶が飛びまくっているので、適当に当日のツイートを貼っておきます。


こういう形態の公演大好物だし、やっぱダンスものはD☆D周辺が好みのものが多いなぁと最近改めて感じるので、カンタービレシリーズ今後も続いていってほしい。そしてできる限り町田さんには出てほしい。ここにいる町田さんが好き。