風の果て

恋をしただけ それだけのことを

11月観劇記録

いつになく2.5次元多め…というかアラタ以外全部2.5だな。本当はイキウメも行きたかったんだけど、急に小松アラタが飛び込んできたのでそっちを取ってしまった。優先順位を間違えた自覚はあるけど、小松アラタ超楽しかったのでゆっ推しも暇があれば行ってみたらいいと思うよ。豊洲で回ってるからそれどころじゃないかもしれないけどw

自分の推しが出ていたものとしては、義風堂々がなかなかよかったので、この後の大阪公演気になった人はぜひ見に行ってほしいなぁと思いました。原作読んでる層とキャストのオタクとアイアシアターと舞台作品としての雰囲気が何一つかみ合ってなくて集客に繋がりようがねぇだろこれって感じなんですけどww、作品自体は原作知らなくても全然大丈夫だし、ちゃんとしたお話を(ちゃんとしたって言い方もアレだがw)猪野ちゃんがめちゃくちゃかっこよく演じてるので、歴史もの好きな人にはお勧めしたい。っていうか個人的にこの作品の猪野兼続が超好きなので、客席埋まらないのもったいないから、もっとたくさんの人が見てもっと褒めてほしいw

  • ミュージカル刀剣乱舞「つはものどもがゆめのあと」11/11ソワレ@TDCホール

良席だったのもあって超楽しかった!ライブのセトリを今までとガラッと変えてきていたのがよかったです。もうトライアルから丸2年なんだもんねぇ。久しぶりに劇場で見たけど、何度聞いても刀剣乱舞(曲)のイントロで一気に血が沸くのであの曲を作った人は天才。
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まじで原作1ミリも知らないままノリだけで見にいったんだけど、予想以上に楽しかったので当たり引いた!っていうお得感があった魔界王子。次回作あったらまた観に行っちゃうかもしれないなぁ。歌って踊るけいとくんを生で見たい欲が募っていたところだったのもあって、非常に満足度高かったです。
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突然降ってわいた小松アラタ。小松といえばデジステの丈先輩とあんステのはすみんしか見たことなかったので、殺陣があるお芝居どころか高校生以外の役をやってるところをさえ見たことなく。どうなるか全然想像つかず、ただ若手のトライアル企画面白そうじゃんてことで軽率に野次馬しに行ってきました。ついでに1回やりたかった飲酒アラタも果たせてよかったです。Slat(アルコール3%)に氷入れたらそれもはや酒じゃないじゃん、とは思ったけどw

アラタ自体超初期のゆっ水野Ver.以来だったので久しぶりの面白さもあったし、作画が全然違う小松が真ん中に立ったことで印象がガラッと変わってて新鮮でした。まず小松アラタでかい。出てきた瞬間、とりあえずでかい。で、顔がいい。これまで少年誌青年誌系統だったアラタが急に白泉社の異世界ファンタジー少女漫画みたいになっていた。なので、指切りのくだりとか胸キュン指数がすげぇ上がる。タイムスリップしてきたイケメンツンデレ侍とのラブコメみたいだった。面白すぎてずっとニヤニヤしながら見てた。確実に生肉を斬って殺していたこれまでのアラタに対し、小松の殺陣は全然人を殺せなさそうなんだけど、異世界ファンタジー少女漫画なのでいっそヘリは切れそうな感じあった。凄いふざけた文章になってるけど、褒めてるからねこれ。
あと見せ場の1対6で二刀流になるあたりとか、普段なかなか見れない細かい動き一手一手をじっくり見れるので、ゆっくんさんこんなことやってたのかーと思うと同時に、うちのチャンバラスペシャリストがすまんな…みたいな気持ちにもなった。あんな芸細な殺陣…w

見に行ったのが小松アラタ初陣だったので、カテコでちょーーーホッとした顔してる小松可愛かったし、ダンサーさんに飛びついてでっかいわんこと化していたのも微笑ましかったです。新鋭若手投入企画、面白かった。完全いつメンのアラタより、このくらい違う毛色の子が入った方が、国内のいつもいる客としては面白みがあっていいですね(笑)

冒頭にも書いたように、残念なことに客入りが悪いんですけど、中身は面白いので非常にもったいない感じのあった義風堂々。猪野ちゃんは大倶利伽羅やってるとこしか見たことなかったので、こんな迫力のある役も出来るんだなーと。真ん中でドンと主役のお芝居ができる猪野ちゃんと、スーパー華のある鍵本くんのツートップなので、キメの一つ一つが気持ちよくて好きでした。あとスタダのちびっこが、別に上手くないんだけどキャラ的にハマってて可愛かった。あと公演前後の会場内の会話聞いてると、結構次郎坊が人気あるのでニヤニヤしていた。可愛いよね次郎坊。わかる。
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東京千穐楽~。前週よりテンポもよくなったしお遊びも増えて、序盤のもたついてた部分の流れがよくなってた印象。2回目はがっつり兼続メインで見てみたのだけど、やっぱりこの猪野兼続好きだわ。「戦に誘いにきた!」からの修羅の道に入る二人の迫力が凄くて、あそこで毎回引き込まれてしまう。
兼続、頭もよくて義に厚く、筋の通ったいい男な部分すごくかっこいい反面、なんかぞっとするような得体の知れなさがあって、あれを「傾奇者」と括ってしまっていいのかちょっと疑問なんだけど。その一歩間違えたら鬼にでもなりそうな兼続が、豪快ド直球な前田慶次でちょうどよく中和されてる感じが好きだったのでした。

あとこの日はカテコレビューもあったから、本編ではちょっとしか見れない兼続の刀での殺陣が見れてよかったー!槍もかっこいいけど、刀の方が慣れてるだろうしスピードもあって楽しい(本編中の槍の殺陣も、手数はそんないけど何気に小技が効いてることに2回目で気づいた)。ゆっくんさんも本編より速いのでは?くらいの速度出ててテンションあがりました。レビューってどういう感じでくるんだろうと思ってたけど、ノリとしては予告編だったな(笑)
カテコ挨拶でのキャスト陣からの、大阪分のチケを捌けという圧が凄かったのでw、関西方面で気になった人や関西に遠征する余裕のある人はチケット買ってください(笑)