風の果て

恋をしただけ それだけのことを

月の蘭兵衛がどうしようもなく好きな話

全然喋り足りないのでだらだら書く。
ほんとに好き勝手だらだら喋ってるだけなので読まなくていいけど、たぶんあとで読み返したときに私が楽しい。


ブログでもついったーでも何度か書いてるんですけど、私そんなに髑髏城好きじゃないんですよ。おもしろいのはわかるんだけど、そこまでハマらなかったし、なんなら髑髏以外の新感線観たいからドクロイヤー早く終わんないかなくらいの気持ちだったのね(月は下弦のキャストが事件だったのでちょっと楽しみだったけど)。で、上弦も1回でいいやって2月分のお譲り掲示出しつつ12月公演観に行ったのね。それがどうしてこうなった。

あのねぇ、びっくりするくらいみうらんべのことすきだったんだよね。え、どうしようめっちゃ好きもう1回見なきゃ…ってなって幕間にトイレ並びながらお譲りツイ消したよね。そのあと更にもう1枚買ったし。あれは私の中でちょっとした革命だった。(ちなみに初見は12/10マチネだったので、この後ちょっとどころじゃない革命に立ち会うことになってめでたく沼に沈んだ。福士捨はすごい)


登場シーンの「あの世とこの世の境もな」で、確実に人を殺せる眼をして刀を抜いた蘭を見た時の、あのゾクゾクした感覚忘れられないんだよね。そこからの、名前を呼ばれて数珠を握る手だとか、兵庫にキメるビンタとかw、好きポイントを重ねつつの1幕ラスト、黄泉の笛。なんだろうね、聖子太夫の声が好きなのもあるんだろうけど、あの歌声と歌詞と、荒野に映えるピンクがかった紫の着物の色と、みうらんべのダイナミックな殺陣と。なんか、全部が嘘みたいに好みにハマってしまって、初めて髑髏城で泣きそうになった。こんなに綺麗で切ないシーンだったんだなぁ…と今更。月で一番好きなシーン、間違いなく上弦の黄泉の笛。
あとやっぱり、名前呼ばれたときのあの「嘘だろ!?wwww」ってくらいのちょろさがたまらん…。これ絶対口説き面白いじゃんって思ったし、実際超よかったし今や立派に夢見酒いらずだし。好き。

上弦蘭は、強くてガラ悪くて男っぽい色気なのに、めちゃくちゃ素直でまっすぐで可愛いんだよなー。ちょっと手を引いたらすぐ手中に収まってしまう。無界のことや蘭兵衛に対する思い入れがないわけじゃないんだろうけど、そんなの遥か超えてただただ殿が大好きだったんだろうなぁ。上弦は捨天蘭揃って基本子どもなので、周りのことなんて考えずに自分の好きなものに夢中になってたり、どんなに夢中でもママが迎えにきたらポイと放り出してそっちに走っていっちゃいそうな感じある。


対する下弦。下弦1回しか見てないし、蘭に関しては口説きのちゃんともが凄すぎてそこの印象でしか語れなくなってるんだけど(笑)。いや、一幕すごく可愛かった記憶はあるんだよ。あんなクールな色合いの着物着てるのに、脳内で間違えて上弦の着物着せちゃいそうになるくらいのふんわり美人だったんだよ。
それなのに堕ちた途端あれじゃん!?上弦の天蘭もなかなかエグいことになってるけど、下弦に関してはちゃんともべぇが一人で凄いからね。びっくりしたよね。あそこできりちゃんボコってた天魔王様にいっそ感謝したよね。子どもが見るもんじゃねぇ。あとこのお蘭ちゃん、殿の鎧の尻尾(?)がたいへんお気に召しているご様子だけど、あの尻尾のあんなえろい活用方法思いついたちゃんとも天才かな…って……ww

上弦蘭は殿が手のかかる子犬拾って大事に育てた感じあるけど、下弦蘭は持って生まれた小姓スキルの高さが光るので、いかにも数いる小姓の中から見初められたって雰囲気なのも好き。あの美貌と色気に加えて、戦もめっちゃ強いし賢そうだし自分に自信ありそうだし、あんなハイスペックが小姓仲間にいたら普通に殺したくなると思うから、下弦の天魔王様があんまり拗らせたタイプじゃなくてよかったわ。下弦天、蘭のことめっちゃ強いカード手に入れた、くらいにしか思ってなさそうだし。これがもし上弦天と下弦蘭の組み合わせだったら、毎日あらゆる面で喧嘩になるし毎回天魔ちゃん泣かされてたでしょ(逆に下弦天と上弦蘭だったら、お互いに興味がなさすぎて物語が始まらなさそう)。



……みたいなことを毎日考えながら暮らしている。いやぁWチーム面白いよね。圧倒的に上弦が好き…ていうかほぼ上弦にしか興味ないんだけど、下弦あっての上弦なので下弦のことも大事に思ってるよ。1チームだったら上弦あそこまでトリッキーにできなかっただろうしねえ。まぁちゃんともべぇに関してはロクなこと考えてませんけど。
月終わらないでほしいなぁ。折り返しとかやだよー。修羅天魔も楽しみではあるんだけど、めちゃくちゃ顔がいい若い男がたくさんいるステアラと、きりちゃんがいる髑髏城を知ってしまったので、もうそれがなくなることに耐えられない。