劇団朱雀東京公演、無事完走お疲れ様でしたーーーー!!!!!!
ということで、東京公演分の感想を書こうと思います。
いやーーー怪我なく事故なく終わってよかったね!兄弟もそこそこの年齢になった今現在、一番綺麗な劇団朱雀の形なのではないでしょうか。個人的には大変高評価な演目でした。みんなに気軽におすすめできる、30代を迎えし早乙女兄弟の一番仕上がった形の商業作品だったのではないかと思います。ここ数年足掻いていた、悪くいえば「大衆演劇もどき」からの脱却だなと思った。お見事。
- 一部「大江戸早業稼業」
中島かずきの完全書き下ろし新作!!!!ということで、朱雀ファンのみならずかずきのオタクも少なからずソワッとしたであろう本作、結論から言うと超楽しかったです。2010年頃からライトな新感線の客をやっておりますが、言うてライトな層故に、1時間でスパッと終わる軽くて楽しい中島作品を見たのは初めてでした。これがかずきによるものなのか、演出した太一さんによるものなのかはわからんけど、サクッと楽しめる新感線テイストのコメディとしてすごく良かったと思っております。
日替わり演目の楽しさがないので、どうなるかなーと思っていましたが、縄跳びの楽しさでかなりリカバリされてた。縄跳びってすごい。いや、奈々さんがすごい。
細かい感想は、福岡までに余裕があったら、後ほどここに追記します。
先に二部の話をさせてくれ。
- 二部 舞踊ショー
今回は三部制じゃないよと発表された時に、確かに今回のゲスト陣なら太一さんが女形解除してる時間いくらでも繋げるもんなと思ったんだけど、まぁ文一が働く働く(笑)太一さんが舞台上にいてもいなくても文一が出ている。前々から言ってるが、朱雀ゲストの最適解は辞めジュ(笑)。加えてキャンちゃんという仕事のできる優等生もいるので、兄弟不在でもでかい演目が一つ成り立つの、すごく良かった。若いぴかぴかのいのちも飛んだり跳ねたりしてくれて、飽きる時間が全然ない(なんなら新規性の薄いラストショー部分が一番暇だったくらいw)で楽しかったです。
・かごめ〜芒に月〜流行
太一さんの花魁舞踊ショーパート。
これまでは幕開きドーン!で女形の太一さんがいるのが定番だったけど、今回はゆっくんからスタート。まずこれが新しい。「朱雀の双翼」という言葉は随分前から使われていたけれど、個人的には対になる存在としての「双翼」を意識していたのは前回の祭宴だったと思っていて。今回はあくまでも「太一さんが先頭に立つ座組」でありながら、他のキャスト陣も一人ずつ粒が立っており、かつ、ゆっくんが明確に独立した個体になったなぁという印象がすごく強かった。兄弟シンメ曲も兄弟殺陣もあるけど、二人で一つではない。早乙女友貴というキャストがそこにいる感覚。1+1。
からの、芒に月がまーーーーーーー素晴らしくて!!!!!
マイ初日は2列サイドだったので、全景を初めて見たのは二度目の観劇だったのだけど、ここは断然引きで見た方がよかった。選曲が良いもそうだけど、あのアッパーな曲調に、シックな女形の太一さん、洋の振り付けとたくさんのダンサーたち、客席降りで扇子回しながら通路をぐるりと一周する太一さん、ディズニーパレードみたいな多幸感。
そう、今回出てきて一曲目から通路降りるんだよね。ぶち上げ曲で客席に攻め込んでくるのはお馴染みだけど、椎名林檎で降りてきたのは初めてではないでしょうか。
神が地上に降りてきてお祭りの幕が開く、夢の世界の始まり。
流行は花魁道中なんですが、文一という人財の獲得により、ゆっ文一シンメダンスタイムがたっぷり盛り込まれており、最高最高最高。ありがとう文一。ダンスがうめぇ。それはそう。
踊ってるだけだと文一が一歩リードしてるのに、扇子出した瞬間ゆっくんが形成逆転するのも面白かった。扇子回した時じゃないの、手に持った瞬間に、ゆっくんの身体の使い方がもう変わるの。おもしれー。
・ズンドコ天国Part2(奈々友貴)〜朱夏(太一)〜春夏秋冬屋形船(兄弟)〜影法師(ざちょ)
大衆!日舞!西村家!!パート。
強くて美しくてキュートな奈々さんのズンドコ天国すごくよかったーーーー!!ゆっくんとの相舞踊が固定セトリなのも新鮮で良かったですね。かもめからの脱却。かもめたちは背後で最上川より深い愛♡をやっていたりします(笑)。
朱夏は女形のまま。お支度違う日も結構あったみたいだけど、土曜夜、土曜夜、千秋楽という観劇スケジュールだったので、三回全部同じ姿だった。昔、二回に一回外題弁天引いてたの思い出した(笑)。朱夏の太一さんって、割と「お嬢さん!」っていう若くてギャルめのイメージだったんだけど、今回の朱夏はだいぶ熟してて、いやそうだよな…30代半ばの女って考えるとそうなるよな…。これはこれでまた違う美味しさがあります。
そこから春夏秋冬に入って、ゆっくんとバトンタッチ。このパート、振付構成オール兄貴監修らしいのですが、兄弟で踊りの癖もリズムの取り方も全然違うので、ゆっくんが明らかに本人の中に自然流れているものではないリズムで日舞やってるの面白かった。おもろ……完全兄貴プロデュースの弟……なんかかわい子ぶった動きや表情付けられている弟……たまに内側からのグギィ…!!て感じが滲み出ててさらにおもろい。
あと久々に面被ってるの見て、ブラジル音頭を思い出したりしました。今も昔も首から下がとっても感情豊かで可愛い。
・星のフラメンコ(トミ子キャン文一)〜狙いうち(トミ子キャン桃熊ゆや創益芯)
トミ子パート。
ついに兄弟不在でトミ子がワンブロック取る時代に。衣装が編みタイツにブーツみたいなとんでもないやつに進化していた。頭上も進化してたし、ついでに光る。
フラメンコは文一生歌唱、狙いうちは音源だけど、歌ってるの太一さんとトミ子かな?
MCでほぼ毎回若手コンビの紹介がされており、「たかいわしんたです!21歳です!!」「ますかわかずひさです!21歳です!!」を聞くのが毎回楽しみだった。序盤は二語文くらいしか喋らなかったのに、最終日になったらかなり長文で自己紹介ができるようになっており、赤ちゃんの成長は早い。最終日、益川はトミ子を担いだときにズボンの尻が破れたことも報告してくれた。
あと毎回ここのいさおがSo Cuteです。フリルのタンクトップ(フリルのタンクトップ着せられたぶらっつを見れるのは劇団朱雀だけ!)をまくり上げて、綺麗なシックスパックを見せてくれるいさお。
・SOKOKARA(太一ダンサー、歌唱で文一)
新曲。
文一って…歌が上手い!!!!!!仰向けに寝そべった状態であんなに声出る人、すずきしょーご以外にいるんだ。
この曲も引きで見るのが最高だった。ちょーーー好き。曲も好きだし、振付もめちゃくちゃ好き。アヤノ先生のしごき効果もあってか、太一さんがどんどんジャズ調踊れるようになっていくのも楽しいねぇ。
「後ろ正面、誰?」の歌詞が入っているので、おそらく冒頭のかごめと対の曲なのでしょう。
INSIDE未見のおたくに「あの様子のおかしいあたりがINSIDEなんですか?」と問われたので、「あれはINSIDEの中では比較的おかしくない方です」とお答えした。大衆向けの薄味INSIDE。ここの演出がヘキに刺さった人は、夏にシアターHに行くことをお勧めします。これの原液をたっぷり飲まされるから。
・またしたな〜お祭りマンボ〜Basshern
スタンディングお祭りパート!いつもの三部にあたるのがここから。
SOKOKARAからまたしたなのいつもの格好に着替えないといけないし、セット転換もあるので創くんの開演ポエムがいつもの倍尺くらいあった。今回の公演、全体的に一人一人の持ち分がたっぷりめである。良きこと。
キルバーンの千秋楽で充が客席の椅子に乗ったとき、サンシャイン劇場の椅子って土足で上がっても怒られないんだ…と思いましたが、2年連続で椅子に乗っている人を見ることになりました(笑)太一さんがここでポニテじゃないのはちょい残念だけど、逆に普通のメイクでポニテだけついてても変なので、今回の構成だとやむなしでしょうか。鬘問題に関してはもっと大問題があるので、それは後述します。
お祭りマンボはすがちゃんセンターで、途中まで兄弟も参加。これ福岡は単純にすがちゃん抜きになるんだろうか。二部のすがちゃんは全編通して着脱可能スタイルなので大きな見せ場はないんだけど、ここで紅白のお着物でセンター取るすがちゃん、とても可愛い。朱雀のアイドル。
Basshernはゆっくんセンターで後ろで兄貴と文一さんが歌い倒す新曲。ここの兄貴がまぁ楽しそうで良い(笑)朱雀、いろんな人がゲストできてくれたけど、こういう曲で一緒に歌ってくれる枠の人いなかったもんなー。よかったねぇ。嬉しいねぇ。ラスサビでゆっくんセンターの兄貴文一シンメで踊るんだけど、ここの兄貴かっこよすぎて毎回兄貴見ちゃう。やっぱこの人ちょっと、0番以外に置くには華がありすぎかも…視線泥棒すぎかも…。
・轍(キャンちゃんメイン)
キャンさんメイン曲!!!!これすごいかっこいいの。ちっちゃいキャンちゃんが大旗振るの、すんごいかっこいいの。今回のキャンちゃん、完全にスキル枠で硬派なことやらされてんのが良い。
益川としんたが棒、熊さんが布で見せ場あり。若手コンビが毎日毎日毎日元気いっぱいで、うわーーーーーって勢いだけで暴れてて、もうおばあちゃんは目尻が下がりっぱなしだよ。眩しいな、ぴかぴかのいのち…健やかに育て。元気すぎて千秋楽までに大事故起こさないか若干心配ではある(小さい事故はすでに数多起きているw)
・光焔〜FireBird〜燈嵐
ラストショーパート。
光焔さぁ、あのさぁ、ちょっとまじで、ここだけ許せないから文句言うんだけど、ここの衣装と曲調に対してゆっくんさんの髪はどうなの????私が短髪好きじゃないのは私の好みなのでどうでもいいけど、ここは普通に全体演出に対して髪が合ってなくない??????という話を東京公演期間中毎日してしまった。
「暴れるときに鬘被れないのは仕方ないにして、ここだけでもどうにかならん?」
「でも被ったら脱ぐ時間もないか……」
「FireBirdの時に落ちてくる刀と逆に引き上げられればいいのに」
など不毛な会話(毛がないだけに)を無限にしてしまいましたが、福岡までにあの髪はどういう方向に行くのでしょうか……ゲネ写真で被ってたハーフアップバージョン見たいよーーーー(ゲネで一回鬘被ってみてはいるんだ…試してはみたんだ…というのが、演出家のご意向が気になるところでもあるw)
はぁ……髪以外は好きです。本当に。FireBirdで衣装替えあるから1枚多く着ているはずなのに、全然厚みが出ないほっそい腰とかもすごい好きです。顔がよく見えるのも嬉しいです。綺麗な顔してるよ、ありがとう。でも絶対その髪合ってないよ。
髪の話終わり。
話を戻して、帰ってきたFireBird2026。
大人になった早乙女兄弟のFireBird、面白かった。連日連夜の煽り合いも速さ比べも千秋楽ブーストもない、「魅せる」ことに特化した、同じようで全然違うFireBird。この子たちも普通に歳をとって大人になっていくんだなぁ。
燈嵐の振付・構成が既存リメイクなのもあって、初回はなんだかやたらと解散公演の亀有で泣いてた三兄妹のことや、復活公演の東京楽で大暴れしてた太一さんのことを思い出したりしていた。
大人になったといえば、幾つになってもカリッカリの少年体型だったゆっくんの肉体が30目前にしてよーーーやく成人男性になっており、兄弟で揃いの衣装着て立ったときにちょうど体格が同じくらいだった。肩幅は弟の方が広いんだけど、腰から下は兄貴の方ががっちりしており、骨格の差がより際立つようになっており、骨が好きなオタクは大変楽しかったです。
本編の感想の〆が骨の話ですみません。
・カテコ(ShakeHip〜千本桜)
親の顔よりみた気がするのに、はじめましての文一のShakeHip。実家の味。ここまで3時間使い放題プランのようにフル活用されている文一、毎回カテコになるともう絞りカスみたいになってて愛しい。それでもティッシュ撒きは結構広範囲動き回ったり、客席通路走ってくれたりもする。流石の持久力である。
そういえば18日夜は太一さんがマイクぶつけてドゴォ!!って音入ったのと、ゆっくんがなんか知らんけど右手ぶつけてヒーンってなってるのが同時に発生して我々を混乱させたりしたのだけど(個別の事故を同時に起こすなw)、ティッシュ撒きに出てきた奈々さんに「大丈夫?」されて、おてて見せてるゆっくん、次男坊の顔してて可愛かったです。お母ちゃんと次男の図、大好き。
最後の最後、幕を引きながら太一さんが特大の「がんばれぇ!!!!!!」をくれて終わる朱雀が大好きですね。
頑張ろうな人生。どうせなら楽しい方がいい。
大阪は行かずにGWは東京の現場をあちこち走り回りまして、あとは福岡の土日に入る予定。
すがちゃんいないので一部がどうなるかも楽しみですね。