風の果て

恋をしただけ それだけのことを

【覚書】大和三銃士~虹の獅子たち~10/13夜@新橋演舞場 一幕

太一観に行こう~って思ったら濱ちゃんも出ていた大和三銃士(笑)これ超好きだったなー。お話も登場人物一人一人も、ロックカテコも花道アクロも。25日間の超楽しいお祭りだったし、25日間だけの最強シンメだったあらももちゃん神がかり的に可愛かった。
(2014.07.07)



待ちに待った大和三銃士ー!!毎日流れてくる嵐桃レポが可愛くて可愛くて可愛k(ryで毎日!どれだけ楽しみにしていたことか!!逢いたかったよもも!(笑)

カテコで隅っこの朱雀に混ざってるってのも兄弟きゃっきゃしてて可愛いだろうなーってちょっと見たかったんだけど、無事見れた!(笑)連休中は太一も挨拶やアクロ多めで回してるっぽいけど、挨拶もアクロも朱雀とわいわいしてるのも全部見れてお得回だったー><ついでにトラブって音出なくなったハンドマイクありがとう。今日一番いい仕事したよハンドマイク(笑)カテコで自分から前に出てこない太一が、マイクの音出なかった時だけさっと今井さんの横に行ったのがとてつもなく早乙女太一だった。出来る子。


キャスト表あるだろって思ってたらまったくなかったので仕方なくパンフ買ったんだけど(これで1500円はたけぇ…って中身だった。。。)、ゆうとりんの弟ほんとそっくりwwまずあたしの中で5歳だったゆうと弟がいつ14歳まで育ったのかまったくもって理解できないんだけど、なかなか生で見る機会もないだろうし、来弥回当たりたかったなー。しかしダブルキャスト、来弥ともう一人の子は同じ文字サイズで同じ扱いで名前ならんでるのに、雛菊はあゆみちゃんだけゆっくんや奈々さんと同じ位置でパンフもゆっくんと2人で1ページもらえてて、ゆめちゃんの方は朱雀の劇団員とかのなかに名前載ってるのね…。あゆ、原点進化で見たとき13、4かなぁと思ったんだが、2001年生まれの11歳と知って慄いた。なんちゅーできる小学生…。ツイッターの文章が兄貴たちより賢そうだというのに(笑)(つっても小さい時から大人相手に商売してるだけあって、あの家の子たちはみんなすごくちゃんとした文章書いてる印象)

…って、相変わらず本編始まるまでが長い私の感想文w


ほんとーーに異種混合格闘技でわちゃわちゃしてて楽しい舞台だった!演者仲良しだし、客席も思ったより仲良しだし(笑)一番揉めそうなのが濱田担VS若手太一ヲタだと思ってたんだけど、嵐と桃がニコイチで萌えが成立する役なのと、濱ちゃんがステージ上でめちゃくちゃ愛されてるおかげで思ったより平和で、嬉しいようなつまらんような(笑)ちなみに出待ち列もジャニとヅカと朱雀の文化入り乱れてカオスってるらしい(笑)

お席は2等席。2階右側。意外と見切れなかったんですが、ゆっくん唯一の単独の見せ場である殺陣と、秘密をばらしちゃった桃が嵐にごめんんんんんってなるとこが見れなかったのが残念。ゆっくんの殺陣はまじでほとんど見れなかった…楽しみにしてたのに…。あとサヤカ来てるならもっと早く言ってよ!簡単に来賓席探せる席だったのに!(笑)
以下、幕割はパンフからてきとーに。織部=獅童くん、嵐=濱ちゃん、万十郎=藤井隆、桃太郎=太一、美苗=真琴つばさ、アグリ=奈々さん、春千代=友貴、雛菊=あゆみちゃん。

•プロローグ~オープニング
出演者が続々顔見せするオープニング。ずらっと並んだ朱雀…もといアグリ一座にテンションあがる。めぐさんは本当に当たり前みたいに朱雀の中にいるのなw。濱ちゃんは生で見るの始めてかなぁ?えびと関西の少年たちにいたっけ?身長あって手足長いし、めちゃくちゃ動けるから外部舞台すごくハマってた。華やか!外で見るじゃにーずって関ジュでも超華やかで、じゃにーずすごい。ど真ん中からとんでもない高さのジャンプで飛び出してきた桃太郎はのっけからよく動いてた。今日もよく飛んでいた(笑)ほんとにわんこっつーか猿つーかオオカミっつーか、とにかく8割くらい獣なももちゃん。なんで耳としっぽついてないのか疑問なくらい(笑)あとそういや藤井隆は何の違和感もなく役者としてそこにたので、たぶん藤井隆が一番すごい。
かつての三銃士の活躍を描くのがメインなので、ももの出番はほんとに顔見せ程度。

•大阪の町
南蛮かぶれのキテレツな紫衣装にポニテが似合う濱ちゃんはなんだかんだでジャニーズなんだなぁと、入所11年くらい経って知った(笑)祭りの練習をするアグリ一座と万十郎。アグリ役の奈々さんがぶっちぎり美しくてびびる。この人子供3人産んでる上にもうすぐばーちゃんになるはずでは……。あゆ姫の雛菊は声が超絶可愛くてきゅんきゅんした。可愛い!

で、唐突に、豊臣家のお抱え募集の時間に遅れそうになってわぁぁぁぁぁぁって登場する桃太郎。なにこれ可愛い!声も仕草も全部幼い!もともと高めの可愛い声出せる人だから、ダダっこみたいにわぁわぁ言ってるももちゃんほんとに可愛くてねぇ……しかしうるせーなw自分が喋ってるときはもちろんのこと、人が喋ってるときも片時もじっとしてない桃。ずーっと舞台上ふらふらしてたり刀いじったりきょろきょろしうてたり、まーうるさい。視覚的にも聴覚的にもうるさい。可愛い。ここでちょこっと殺陣もやってたけど、速い遅いじゃなくて「スピードが余ってる」って感じた。本人相当抑えてるはずなんだけど、それでも早いから間が余っちゃうの。さとしとか幸宏とか、ターンするときに高速で回って、一瞬待って最後合わせるじゃないですか。あれの殺陣バージョン。太一が振り下ろされる剣の下にいるとき、太一の方が振りかかる剣を一瞬待ってた。はじめて見た、ああいうの。おもしろー。面白いけどせっかくゆっくんいるんだからゆっくんと戦わせろよー3倍速でやれるだろーとは思った(笑)あと濱ちゃんがすごかった。マジでこの人とりゅーちぇーさんはさっさと外に出した方がいい、もったいないから。

大阪城内 本丸御殿
この秀頼役がスタジオライフの松本さんなのねー。可愛かった。秀頼が二十歳設定だから、千姫は16、7かなぁ?若夫婦。淀君と美苗はともかく、ほかのおっさんたちが最後までイマイチ区別つかんかったw実在する人物名だから役名と関係性はわかるんだけど、ぱっと出てこられると見分けつかないw

•三の丸
剣術のけいこで大ハッスルするももちゃん。パワー余って仕方なくて、もっともっとって相手せがむももちゃん、すげぇ可愛いけど生物兵器すぎるww力加減知らないから「遊んで遊んで!」ってじゃれつく感覚ですごい勢いですっ飛んできてて、あれ受けてる方大変だなぁ。主に濱ちゃんだけどwももちゃんはすぐダダこねるし吠えるしシャーって威嚇しちゃうし、山育ち通りこしてただの野犬である。可愛い。
鯛のくだり。「おまえも食うか?」って言われてイヤイヤしたのに口に放り込まれる桃。ぶーって吐き出して、「うめぇ!!!!」うまいんだwwwwじゃあなんでベってしちゃったの太一さんwwwww(そして出てきた鯛を迅速に片づける料理人カピタンw)

織部「そうか、うまいか。もうひとつ食うか?」(餌付け)
桃「(今度はちゃんとごっくんして)うめーー!おれこれ初めて食べた!ずっと山で育ったから海のもんって食ったことなくて!」(未知との遭遇でテンション爆アゲももちゃん)
嵐万「「そうかそうか、よかったなぁ」」(ぽんぽん)

…って、なにこれ可愛いが過ぎるんだけど、三銃士っておっちゃん3人が野生児育てる話なの?(違います)あ、あと嵐桃並ぶと濱ちゃんの方がおっきいのもツボだった。太一がそんなに大きくないってのもあるんだろうけど、すらっと長身の濱ちゃんを上目づかいで睨みつける太一の身長差よかったなー。

•御殿の寝所
見張りのものの目を盗んで城に忍び込んだ桃。一瞬客席に隠れるときがあって、通路に降りて「しー!」ってする桃。秀頼を呼び出して、桃にしては精一杯誠意をこめて話をするんだけど、目的を問われて「上様が阿呆であるというのは本当か、確かめに参りました!!」って言っちゃう馬鹿正直ももちゃん。リアルに____○_ ←こういう状態で謝ってたwwwそんな桃が面白かった上様、千姫も呼んで桃太郎に城外の話を聞かせてほしいとせがむ。「私は城の奥で育ちましたゆえ、本当の阿呆というものを知りませぬ。ゆえに自分が阿呆であるかもわからぬ」って台詞は結構切ないなぁと思ったんだけど、裕福で自由のない若夫婦が、突然飛び込んできた野良犬を温かく迎え入れて語りかける様は、ただの幸せ家族計画だった。秀くんとお千ちゃんのおうちの庭で桃が走り回ってる構図だった。しかしこの夫婦、ピュアで優しくていいねぇ。

•本丸御殿 控えの間~淀君の私室
お城に呼び出しをくらう三銃士(と桃)。一番後ろをくっついて歩いてて、しょちゅう嵐に叱られたりなだめられたりする落ち着きのない桃。そろそろ本格的に濱ちゃんが保育士に見えてまいりましたw「絶対お前のせいで呼び出されたんだ」って言われて、拗ねて座り込んでいじける桃。

上様にお目通りして、先日の活躍の褒美に…と小刀を与えられる桃。この後芝居は織部達の会話で進むんだけど、この間ずっとこしょこしょ細かくアドリブ芝居してる嵐桃。「いーだろーすごいだろー」って超得意げに小刀見せびらかす桃と、「うんうんよかったねぇ、はい大人しく座ってて」って相手したり受け流したり忙しい嵐。可愛い。たぶん嵐桃のアドリブ芸って、濱田担が思ってるよりも濱ちゃんすごいんだと思う。「こいつ相手になら何投げても大丈夫」って判断しないとムチャしないだろうに、太一さん文字通り飛び込んでいってるから…物理的に(どーんって飛び込んでくる太一に、毎日潰されたり吹っ飛ばされたり噛みつかれたりしてる濱ちゃん乙ww)
熊野行を告げられる一向。お目付け役は美苗。唐突に舞台に響き渡るヅカ仕込みの真琴つばさの発声(笑)真琴つばさほっそくて綺麗だった。あとこの熊野行命じられたときに、「おれは?ねぇおれも?」って嵐のことぐいぐい引っ張って、大人しくしてなさいって躾けられるももちゃんもキャワ。

•大阪の町 路上
豊穀祭のシーン。めぐさん先頭に後ろ扉から出てきて、通路で歌い踊るアグリ一座!あゆ姫がすでにベテランの風格(笑)舞台上乗ってからは、アグリと春千代のツートップで踊りだす一座。かっこいい親子だなぁ。ゆっくん、17歳なんて4か月見てなかったら別人だよねーと思ってたのに、そんな変わってなくてちっさいまんまだったwそんなお祭りまっただ中、はぐれた?仲間を探してた織部の元に「いましたぁぁぁぁ」ってすっ飛んでくるカピタン。「桃太郎です!祭りに混ざって踊ってます!!」

かーらーの、ド派手な衣装の太一さん0番降臨でゆっくん太一奈々さん3人がメインの朱雀一派総出演の舞踏はじまったー!!既視感wwwwww太一かっこいいよぉぉぉぉぉぉぉお><><><><

ちょーテンションあがった!これが見たかった!人間あんなに高く跳んでシュタッと着地できるもんなのかねぇ。ほれぼれ。後半扇子も回してくれたし、大変よい朱雀公演であった。楽しいかっこいい。三銃士出の太一担は早くAJTで大衆演劇の太一見た方がいい。
そしてでかい声で「熊野に行ってちゃっちゃかちゃー♪」言っちゃう桃。秘密が守れない桃。この後嵐に怒られて、縋り付いてごめんなさいしてたらしいんだけど、見切れて一切見えず…なんか見えない位置が騒がしいなくらいしかわかんなかったwそしてここで、町民に扮した秀くん(BY桃)こと秀頼様登場。祭りの恰好した秀君かわいい。マスコットみたい。

•大阪の町 小さな小屋
ここ、一座の死にかけの年寄りが息を引き取るシーンがなんで唐突に出てくるのかよくわからんのだけど、この後の死ぬか生きるかの話の手前で、「人間って簡単に死ぬんだよ」っていう春千代のセリフを投げておきたかったのかなぁ。一連の流れの中、ももが隅っこで黙ってじっと死にゆくじっちゃを見つめてたのが印象的だった(そして前場面から持ちっぱなしの扇子持つ手がえろい)

雛菊の歌唱ソロは、さっきも書いたけど声が「透明感とはこれか!」ってくらい澄んでいて愛らしくて、じっちゃに向けて涙交じりに歌う雛菊が切なくてうわぁぁぁぁぁんってなりながら見てた。
そして城に強制送還される上様(このシーン、トピックどっちか一つに絞れし)

•熊野の森
桃太郎は剣術を人を殺すことにしか使わんと苦言を呈する織部に、ならばなおさら教えてやるべきなのでは?と責める美苗。強くて誰にでも勝てる桃の剣がもろ刃なのは当然のことで、だからこそ正しく使わせないといけないんだけど、このくだりちょっと蛮幽鬼思い出した。人を守るために殺すことを覚えて、死んでいった刀衣。この辺のももちゃんはまだまだ犬と猿のハーフだからねぇ(笑)
そのあと勃発する織部VS美笛の痴話げんかが楽しい。まじでいらっとする喧嘩の吹っかけ方してくる獅童くんに、仲裁役の藤井隆が「おいおまえ謝れよ!?あとでほんとに謝れよ!?wwww」て言っててワロタ。すんませんすんませんって小さくヘコヘコする獅童くん(笑)おとなたちのパートになると嵐はおとなしい印象。三銃士とはいえ、年齢的にも桃に近い設定なんだろうなぁ。三銃士だけでいると小生意気な若者なのに、桃にはお兄ちゃん風吹かす嵐。

栗のシーン。「あと半里!がんばりましょー!!」って叫ぶ桃、元気の子。
今日のアドリブは、やたらと「くり…くり…」って栗食うことに必死な万十郎を、桃がぶんなぐるパターン。嵐にはいかず、万十郎をぶっとばすくだりをテンドンしてたら、3回目くらいでほんとに当たっちゃって倒れこむ藤井隆。その上に乗っかるように倒れこんで、ひっついて「わぁぁぁぁぁぁぁぁ><><><><」ってなってる太一。もうひたすら笑い崩れてる濱ちゃん。すごい、ステージ上がまるっと全員素だwwwww
この後普通に織部が出てきて流れ再開になるんだけど、依然倒れこんでしぬほど笑ってる2人の対処に困った濱ちゃんに、獅童くん一言、

「放っといてやれ」

なんか全然関係ない私まで「うちの太一がスイマセン」みたいな気分に………。

…っと、ここで刺客に襲われ、先に向かう織部美苗桃太郎と、残って戦う嵐万十郎に分かれる一向。戦う嵐と万十郎で舞台暗転。一幕ここまで。


………例によってコンレポ並みに長い。