12月観劇記録

師が走りおたくも走り、ステアラは回り続ける師走の記録。

いやぁ頑張った。後半体力との闘いだったｗここに書いたもの以外に、きたむーの「夜」の展示2Ver.と艶漢原作の原画展にも行きました。原画展ちょー楽しかった。あ、あと嵐コンも行ったね。
まだこの後刀ステのライビュが控えているけど、生の現場は無事納まりました。2年連続クリスマスイブのスペゼロ西田作品で1年を終えてしまったわ。ちなみに来年の現場はじめは月上弦です。新春関東荒野詣で。

浪漫活劇譚『艶漢』第二夜 12/17ソワレ＠俳優座劇場

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発表されたときからすっっっごい楽しみにしてた艶漢。千穐楽を見てきました。
そもそもこれ、初演の前にまだ舞台版のビジュアル出る前の原作絵のチラシを見て一目ぼれした作品なんですよね。結局初演は見ないままだったのだけど、歌謡倶楽部は見に行って、去年の年末休みに原作大人買いして一気読みした。あまり舞台きっかけで原作に触れることがないので(だいたいいつもよく知らんまま見てるｗ)私にしては珍しいパターン。

…という流れだったので、今回が初めての原作先行の状態で見る艶漢。凄かった。予想以上だった。
何が凄いって、原作の中のいくつかのエピソードをメインに据えているとはいえ、原作7巻分くらい？の内容を切ったり貼ったりして綺麗に2時間半に納めていたこと。セリフ一つ一つは読んだ覚えのあるものばかりだし、話の流れにも全然違和感ないんだけど、よくよく考えると原作では全然違う話の中に出てきた台詞やシーンが細切れに繫いであるんですよね。どんな脳内構造してたらこういう風に再構築できるんだろう…。
そして安定のビジュアル再現度。メイクも衣装もハイレベルだし、安里ちゃんに至っては本当に覇族なんじゃないかという気がしてきたわ…あんな細い身体であんなに動けるのも凄いし、そもそもあの身体実在してることがすげぇ…。みかしゅん化け物だなぁ(最大級の賛辞)

真剣乱舞祭2017ライブビューイング

見てきたーー！！ちょー楽しかった！ディレイも買ってあるけど、1回見た感想をばーっと書いた方がいい気がいたので、寝るまでの間に書けるだけ書いておく。

毎回言ってるけど刀ミュのライブはほんとーーに作りが好み。みんな可愛くてほんと楽しかったわ～～。去年は若手アイドル感強かったけど、今年はみほとせ組という新兵器投入で急にベテラン実力派が混ざってきた。華の三条、愛嬌の幕末、実力派みほとせ組、期待の大型ルーキー源氏兄弟って感じで、それぞれカラーが違うチームが一堂に会しているので、まさにカウコンだった。年の瀬にふさわしい(笑)
あと髑髏脳気味の状態で観てたので、2.5次元俳優の新感線出演の道が開けた今、新感線の歌ものに出るもっくんをどうにかして見たいと思ってしまったのであった…。次の五右衛門ロックに出ようｗ

…とかきゃっきゃしてたら最後の発表がなかなかのサプライズぶりだったんですけど。おごえさんはまぁ、もう出ないんだろうなぁと思っていたので、堀川の名前が出た時点でまず1回びっくりしたし、そのあとキャスト名でひっくり返った。リアクションの正解が全然わからなくて困惑したわｗｗ来年のらぶフェスではしょごたんが踊るんだろうか…すごい世界だな。

髑髏城の七人 Season月＜下弦の月＞ 12/16ソワレ＠ステージアラウンドシアター

一週間ぶりの関東荒野～。初下弦でした。
なるほどスタンダード髑髏城！！超親切設計！！で、これとあのとっちらかった上弦が同じ脚本から生まれたのかと思うとすごく面白かった。上下真逆の性質だから、観に行く側もお好みの方を選べていいですね。あと単純にキャストもキャラ設定も大人なので、捨の口上からのタイトルバックまでの間ずっと「大人だ……ちゃんとしとる……」と思いながら見ていた。いや上弦が作品としてちゃんとしてないという話ではなく、髑髏城として清く正しく真ん中を突き進むチームだった。

今回初めてサイドシートで入ったのだけど、まじで一番ド端の席だったので今までと見えるものが全然違って面白かったです。一番上手の前の方だったので、上手側の出捌けが全部見える代わりに、関東荒野とか無界の里とかスクリーンが大きく開く場面でも上手側２～３割は見切れてたかなぁ。がんてつさいのシーンみたいに幅が狭いセットだと、半分くらい見えない。がんてつさいが座ってる場所より上手は全滅。
あと回転するとき横じゃなくて前後に動く。時計回りだと座席ごとバックするんだよ。ボックス席の電車乗ってる感覚。横からだとスクリーンによる視覚マジック効果が薄れるのもあって、センターより回ってるのをより感じるし、アトラクション感が強い。真横にスクリーンがあるので、城の壁の装飾とか変なとこじっくり見れて面白かったｗ

全体に盛り上げ上手！な雰囲気の下弦。カテコの盛り上がりが好きでした。リズム取りながらノリノリで出てくるきりちゃん、爆速退勤しない天魔様、最後一人残っておみ足大サービスでポーズ決めて消えていく捨。客席のふ～～ポイント作るのが上手ですわぁ。あとダブルカテコかな？らんべさんが手を差し出して、太夫エスコートして仲良く捌けてったのと、きりちゃんが天魔のあと追いかけてマントの裾持ちしてたのがめっっっっちゃ可愛かった。

髑髏城の七人 Season月＜上弦の月＞ 12/10マチネ＠ステージアラウンドシアター

やばい、めっちゃおもしろい！！！！
髑髏城にあんまりハマれない非国民だったんですけど、ここへきてめちゃくちゃ好きな髑髏城に出会えてしまった。ドクロイヤー凄い。

若くて綺麗な男の子満載の上弦の月。捨登場シーンのあと、捨霧荒武者隊でわちゃわちゃしてると、本当に舞台いっぱい子ども子どもしてて可愛かったわ～。青春じゃん。須賀兵庫が見た目ちっちゃいくて可愛いのもあって、ガキ大将兵庫とその兵庫にいじられたり泣かされたりしながらくっついて歩いてる弟きりちゃん、みたいな時が多くてとても和んだ。捨は荒武者隊よりはだいぶお兄さんだけど、それでも若いし、天蘭もなんか思春期拗らせたみたいなめんどくさいタイプなので、可愛いシーンはとことん可愛いし、一歩踏み外したら一気に堕ちるしで面白い髑髏だったなぁ。
天魔が死んだあと、捨がめちゃくちゃ動揺したことに私の方がしにそうになったのだけど、どうもあれこの日に爆誕した捨だったようなので、えっらい日に初日キメちゃったなと思いました。びっくりした…捨はその名の通り世捨て人ではあったし、手を離したらふいっといなくなっちゃう感じのキャラではあったけど、あんなに「捨しんじゃう」って思ったの初めてだった。…し、それによって、そこから引っ張り上げたきりちゃんの存在がとても映えたので、これはよいものを観たなぁと。まだ開演して2週間。終わるころまでに何が起こるか楽しみだねぇ。やっぱこういう公演が好きだなー3日空いたら別物みたいな。

あと冒頭に追加になった天魔誕生のシーン、来週すずひろ先生で見れるの超楽しみです。太一さん、あの珍妙なポージングの一つ一つが恐ろしく綺麗にキマるのだけど、たぶんすずひろ天魔はあれ全部顔でキメるんだろうなと思うと今からもう爆笑できる。すげぇ楽しみ。

とにかく喋っても喋っても足りん！って気分なので、以下、延々と上弦の話が続きます。
過去作品はワカのゲキシネと鳥を1回ずつ見ただけだし、正直あまり集中して見れてないので色々間違ってるかもしれませんが読み流してください。