風の果て

恋をしただけ それだけのことを

TRICKSTER~the STAGE 4/14マチネ@ブルーシアター

発表時からちょっと気になってた作品、ちょうど平日休みと公演期間が被ったので、ぷらっと見てきました。平日昼のゆるっとしたブルーシアターは、そこまで嫌いじゃない(笑)

原作まったく知らずに見たけど、特に問題なく。あとで調べたら、アニメは少年探偵団メインで、舞台版は二十面相と明智にスポット当てた完全オリジナル版なんですね?少年探偵団たちの場面はありがちな可愛いわちゃっとした雰囲気なのに、細貝鯨井コンビが出てくると、急にめっちゃ大人だし歌も芝居もクオリティ高いし、しかも急にお耽美なので、テンションの置き場に困る舞台だったw面白かったけどw
圭ちゃんかっこいいなぁということを思い出させてくれる舞台だった。普段面白おにーさんだと思ってみてるからwあとともるちゃんがめちゃくちゃ可愛かったです。びっくりするくらいお顔が小さい。

トーリーはまぁまぁかな~…ちょっと、全体に薄い印象。最初の事件すっ飛ばしてヘルクラウンに絞った方が厚み出たんじゃないかなぁ。キャラクター紹介的に最初の事件必要だったのかもしれないけど。本筋に突入してからは面白かった。厨二心がうずきますね(笑)。後ろに流れる映像や、プロジェクションマッピングの効果映像が全部アニメ画だから、アニメ見てる感覚に近かったかも。2.2次元くらい?歌ありダンスありで面白かったです。
で、ダンサー勢が急にガチなのでほんとに見ごたえある。タイトルバックでキャスト名出たときに二度見しちゃうような人混ざっててびびった。そういう人たちとアクションチームが、仮面つけて踊ってたり軍隊ものっぽいダンスしてたり、サーカスのシーンで4人飛び越えるジャンプかましたり光るセグウェイに乗ってぐるぐる回ってたりするので、なんかこれ昔まどでよく見たな…とか考えながら見てしまった。振付師の方、shock出てた人なんですってね。なるほどコーイチドーモト感…w


もう公演終わるからネタバレしていいよね?以下、感想つらつら。基本くだらないことしか書いてないです。

  • 二十面相と明智

まじで何にも知らずに見に行ったので、こんな圭ちゃんと鯨井さんの大人セクシーBLが展開されると思ってなくてびびりました。御馳走様です(笑)
鯨井さんの明智が終始めっちゃ色っぽかったなぁ。歌もうまいし。圭ちゃんの歌もちゃんと聞いたの初めてだったんだけど(おかちゃんとこでココア男歌わされてるのしか聴いたことなかったw)、かっこよくて蕩けそうになったわ…ええ声。ずぶずぶの共依存コンビだなぁ…というお話だったので、むしろこれをアニメの方で12話くらいかけてじっくりコトコトやった方がよかったのでは…とも思いましたが、あの微妙に続きそうなエンディングは、次また舞台以外の形で展開される可能性もあるんだろうか。この二十面相は、絶対自分以外の人に明智を殺させないだろうし、明智以外の人に殺されることもないんだろうなぁ…そして明智は絶対二十面相殺せないんだろうなぁ…。
若手のアクションシーンより、この二人の方ががんがん動いてくれるので、視覚的にも楽しかったです。圭ちゃんの殺陣久しぶりに見たー。

  • 少年探偵団

私のシンメ美学にドストライクだったので、軽率に好きになりました。これは良いシンメ。

花崎の登場シーンが客席通路だったんだけど、客席に聞きまわりながら小林を探すくだりで、「小林みませんでしたか?……あれ、おまえ見たことあるな。名前なんていうの?ましゅー?俺花崎!よろしくな!」ってぶっこんできたので、開始数分で全員にましゅたんの所在がばれていたw幕間にちらっとお見掛けしたけど、まーーー可愛かったわ。あと中通路付近の席だったので、ここが一番間近でともるちゃん拝めるシーンでもあったんだけど、こちらもまーー可愛かったね。ほっそいなー。あの衣裳が似合うのがまず凄いわ。元気!リーダー格!どう考えてもモテる!!ってキャラなのに闇が深そうなのが、アニメ原作って感じでよかったです。好きです。

鳥ちゃんの小林は、鳥ちゃんの化けっぷりが見事だった。厨っぽいキャラクターと、食べ物与えられたときの小動物感がたまらん。もぐもぐタイムと、事務所のソファに転がってる場面が多くて可愛かった。世間一般と全然交わらない生き方してきた子なんだろうなーという感じだったけど、おいしいものとか楽しいこととか、花崎が一個ずつ教えていくのがほっこりする。少年探偵団のテーマ曲?のときに、キャラの都合上踊らなかったのだけが残念。OPで一瞬踊っただけだもんね。井上の方が踊ってるってどういうことだよwソロ曲があったのは嬉しかったな。

他のメンバーは、キャラクター的には大友先輩がいつも楽しそうで好きでしたwあとは井上の純情は実ってほしい。すごく可愛かった。

  • ルイト

久しぶりに見たりゅーくん。出てきた瞬間は、毎度おなじみの小さくて可愛い役!だったけど、今回はそれで終わってなかったのが凄かったなぁ。私の知ってるりゅーくんではなくなっていた。ヘルクラウンの正体がルイトであることは、結構早い段階でお察しできる流れだったけど、私今まで可愛い可愛いしてるりゅーくんしか見てなかったから、アクションしてるとこも初めて見たし、歌も記憶にあるよりぐっとうまくなってたしで、りゅーくん?これ本当に中の人りゅーくんなの??ってなりながら見ていた…。動ける子だったんだね、知らなかった。すごいなぁ、売れっ子さんだもんなぁ…。
カテコで、最前列センターが鯨井さんで、大階段の真ん中に圭ちゃんがいて、その上のセンターがりゅーくんで。確かにヘルクラウンの役周り考えたらその並びで妥当なんだけど、そこにりゅーがいることに変な感慨深さを感じてしまった。

あとどうでもいい感想としては、死んだ兄に似ている花崎を「一番綺麗なまま殺したい」っていうヘルクラウンのことはちょっと応援した。わかる、ともるは今このまま保存したい感じある(まがお)

  • ダンサー

カテコで6人並んだときに一番上手にいた金髪が、トリスタダンサー内の推しです。どなただったのかは調べていないが、動きが一番好みだった。