風の果て

恋をしただけ それだけのことを

1月観劇記録

元々予定が詰まりまくっていた1月。
毎日続々と中止の報が流れる中、奇蹟的に1枚もチケット無駄にすることなく終えることが出来ました。チケット買ってないままだったエスケーエイトの後編は消えてしまったけれど…。

ガネオペの大阪がダメだった時点でもう全部無理だよ!!の気持ちではあるんですが、新テニミュはじめまだ頑張っている公演各種はどうか走り切れますように…。あとヴェラキッカの大阪を…どうにか……!
私自身は2月のチケットおぼんろしか持ってないので、あとは様子見ながらちょいちょい買い足していきます。そもそも2月の3連休とか、どの公演が生き残ってるか想像もつかんし…。


大阪含め全公演完走おめでとうございました!!

新年一発目に浴びるしんたちゃん、健康にいい。
相変わらずというかなんというか、起承転結の起は最高に楽しいのに、転から雲行きが怪しくなって結でコケるので、後半ずっと「そうはならんやろ!」と思いながら見ていた(笑)いや、かっこわらいとか書いてるけど笑い事じゃないのよ。そこまで人間がゴミって話をしておいて、そこから「でも人間良いとこもあるしまだやり直せるよね!」に持っていくのは無理があるんよwだったら「天守物語」みたいに「それでも人間はしぶとく生きている」ってENDの方がよほど説得力あるんじゃないだろうか。

という感じで脚本にはいろいろ言いたいことあるんだけど、OPキャスパレが最高に楽しいし、キャストがみんなパワー系でガンガン殴ってくるので見ていて気持ちよかった。天使の羽根背負ったままヤンキー座りするあらやん、けもロリのゆづ、山本さんのひとりしばい、シンプルに顔が可愛い伊崎などが見れるので、栄養価は高い。しんたちゃんはビジュアルも役どころも芝居も最高なので、しんたちゃんを定点するための目が欲しかった。

あと完全に放し飼いにされた状態のゆづがフル出力で大暴れしてるのめっちゃ面白かった。ゆづが出てくると視線全部ゆづに持っていかれてしまうwアフトクで当て書きだって言ってたけど、そりゃそうだろうよw
基本的に地べたにぺったり座った状態で、首を伸ばしてみんなのことを見渡したり、話がわからなくて首を傾げたり、お手手をパチパチさせたり、りたの膝に乗り上げたり、しんたにじゃれついてモフられたりしていらっしゃってとても可愛かった。開脚したままぺたーーと床に伏せてる時とかある。まじで獣。


アフトクでみっちゃんがしていた、青森の人間にとっての演劇の話、全編赤べこぐらい頷いちゃったな…(映画を見るのが東京の演劇見るくらいのハードル、学校で青森に劇団が来てくれて体育館とかで上演するのを見に行く、東京はチケット買ったら簡単に芸能人を生で見れるetc.)。簡単に生の芸能人を見れる、のカルチャーショック、公演数の多さもだけど、エンタメを作る側と出る側がと見る側が同じ空間で生きてることに気づいてしまった時が一番衝撃的だったんだよな。ここではスクリーンの中の人が自分が生きてる場所と地続きで存在してるんだっていう。私はそれに気づいたときに、あぁ東京に住んでるんだから色んなもの見なきゃ、ここでしか見れないものがたくさんあるって思えたので、あの衝撃は人生の中で結構大事なものだったな、なんてことを思い出したりした。

  • 高崎翔太カレンダーお渡し会 1/9@渋谷TSUTAYA

コロナ禍に入ってから初チェキだったので、噂のアクリル越しのチェキをようやく体験できた。
今年のカレンダー、かなりお気に入り。終わった後、翔さんのバーイベ参加組と合流してカレンダー交換会したので、今部屋には翔さんとしょーたくんのカレンダーが飾ってあります。

とりあえず東京公演お疲れ様でした。大阪もどうにか頑張れ。
choco-ice.hatenablog.com

初報が出たときの「連載開始から20年!」の文字に眩暈がした世代ド真ん中です。
何故今になって…と思いつつ、久々にマベが楽しそうなもの作ってたので行ってきました。第1話と海のエピソードくらいしか覚えてなかったんだけど、見てたら色々思い出したし、終盤の回想で突然原作漫画のコマが大写しになったので原作の環先輩がかっこよくて心が15歳になったりしました(笑)

OPの「いらっしゃいませ!ようこそ桜蘭ホスト部へ!」からのテーマ曲のイントロがさいこ~~~なので、そこだけでもう勝ってた。蘭花さんがスマホ持ってたり、れんげちゃんの語彙が現代のおたくになっていたりソシャゲ回してたり、令和の世の中に合わせて改変されている部分はあるんだけど、全体からそこはかとなく00年代半ばのあの空気感が漂ってくるのが懐かしくてたまらなかった。特に2幕の海のエピソード冒頭の歌が凄い「あの頃」で好きだったなぁ。

れんげちゃんが可愛くて上手くて元気でさいこ~~~で「れんげちゃんしか勝たん!!」の気持ちだったんですが、終演後に調べたら饗宴にも知り難き~にも出ていた子だった。めちゃくちゃ西田組だった。どうりで異常に馬力があると思ったw
ホスト部の特色上、主要キャストが一斉にお着替えする箇所が多いので場繋ぎを主に猫澤先輩とれんげちゃん(時々蘭花さん)がやってたんですが、キャラ特性上れんげちゃんが誰よりも喋ることになっており、ずっっっと喋っててくれて楽しかった。元気。

ピンチヒッター良知さんは、なんか…初めて見るはずなのに知ってる良知さんで不思議でしたね…w山内優花ちゃんと顔だちが似ているので、リアル親子感出てて面白かった。法くんで見てみたかった~ってシーンもたくさんあったので、続編とかでリベンジ出来たら売れイイな。
主要キャストだとハニー先輩が優勝でした。れんげちゃん妄想シーンの鬼畜ショタハニー先輩めちゃくちゃよかったwチケ代の払い甲斐があるwあとダンスがアイドルっぽくて良い。かとしょのモリ先輩は、喋らないことによりかとしょのアイデンティティの9割を失っていた。小松は相変わらず元気で良かった。元気な大型犬。

なんだかんだで一番走り切ってほしかった現場かもしれない。お疲れさまでした。

謎のチケ運を発揮して最前だったんですけど、ステラボールかつあのセットで最前はめっちゃ首が痛い。しかも下手寄りだったからちょっと体斜めになって見てたので、翌日腰がばっきばきだった。でも至近距離でアッシュの裸足の足の裏とか拝めたので良かったです。なかなか見れないものを見た(笑)

ちゃんとした感想はそのうちちゃんと書きたいですね…と思いつつ一旦保留。
なんかしみじみ「なんでこんな…可哀想な話を…」と思いながら観ちゃったな。なんでこんなに辛いんだ…。

  • 極上文學「ジキルとハイド」1/25ソワレ(配信)

梅津ジキル・桑野ハイド回を配信で観ました。
発表時からずっと「梅津がジキルとハイド両方やる回が見たい」って言ってたんですが、実際見てもやっぱり両方梅津で観たいやつだったな(笑)
でも相手が信頼と実績のこーちゃんだったので面白かったです。っていうか、奇祭梅津×極上文學ベテランキャストのこーちゃんだと、仕上がりに安定感がありすぎて「極上文學ってこうだったっけ…?」と思ってしまうところあるね(笑)

  • GARNET OPERA 1/29ソワレ@EXシアター

こちらも東京公演お疲れさまでしたー!
の翌日に大阪が中止になってしまってしょんぼりした。西田×ふぉゆなんてめちゃくちゃ運のよさそうなところでも走り切れなんじゃ、もうどうにもならねぇよ…(大の字)。東京だけでもやれてよかったと思うしかないですけどね…。

いつか見てみたいと思っていたガネオペ。第一報が出た時点で「越岡ではないだろ???」って叫んだんですが、見てもやっぱり「いや越岡じゃなくない???」だったので、キャスティングした人はちょっと1回じっくり話し合いをさせてほしい…のだが、別にこれはこっしーが悪いわけではないし、こっしーはちゃんとやってたので別に恨みはないです。でもガネオペの信長は越岡じゃなくない???w

という感じで一番肝心なところでキャスティングと喧嘩しましたが、舞美お濃が最高だったのでだいたいのことは許しました。こっしーの敦盛もさすがだったけど、2幕の舞美のお扇子持って踊るところがま~~~最高でしたね。さすが俺たちのスタァさんだぜ…!
あと松田君が特段何が秀でているわけじゃないんですが終始大変可愛かったので、可愛い枠でこねくり回すために一回船に乗ってほしいなって思いました(笑)

それ以外だと、横原秀頼とこぴ八重の組み合わせがハマリが良くて好きでした。
どうでもいい報告としては、ぱろまの喉がめちゃくちゃ死んでいてずっと応援上映してたw

西田の現場に西田の現場を被せるな!!!!
と叫んだ本イベントですが、山猫の千穐楽からダッシュしてきた人たちはもっと大変だったと思うので、本当にお疲れさまでした。山猫無事完走おめでとう。

当時1回だけ現地で見てるんですが、今改めて見てもあの時にしかできない作品だったなぁと思う。店で上演するためにリメイクされた金魚や銀魚とは全然違う、あの場所であの時だから生まれた作品。「分断された世界」の話ではあるけれど、これは2020年の9月に唯一、目の前でお芝居が見れた作品なんだよなぁ。唯一演劇が地続きで存在していた、この店だけが。

しかし上映されたのが千穐楽だったので、私が見たものとは似て非なるAHSになっていて笑ってしまった。あれ95分くらいじゃなかったっけ?普通に2時間近くあったんだけど?w当時しぬほど笑った雄也くんのデカルト、映像で見るとかなりシュールなんだけど、映像の中のお客さんたちがしぬほど笑っていて元気出た。あれだけふざけておいて終盤ジェットコースタードシリアス展開なので恐ろしい。

トークショーも楽しかったんですが、インターネットに書ける話は、西田さんが「最近トークショーとかもほとんどないんじゃない?」と言った瞬間、山猫終わりのむーさんとしょーごくんが「いや山猫めっちゃありましたよ!」「ほぼ毎日やりましたよ!!」って騒いでいて笑ったことくらいです。アフトク含めお疲れさまでしたw


なつのお題箱