3月観劇記録
メインディッシュは綺伝のはずだったのに、思いの外修羅雪姫にはしゃいでしまった3月。
- 本能バースト演劇「sweet pool」3/12ソワレ＠銀河劇場
原作ミリ知らだったんですが、身近に有識者がいたので大まかな設定だけご教授いただいて初日に乗り込みました。
「こんなオメガバースの亜種みたいな話をネルケが銀劇で？？？」というのは最初から疑問だったし今も疑問なんだけど、なんでこれをやろうと思ったんだ(笑)けいとくんでこれをやりたくなる気持ちはわからんでもないけど！ｗ
中屋敷演出なので、期待通りというかなんというか、コンテンポラリーセックスに次ぐコンテンポラリーセックス、ところによりただのセックスでした。思ったよりがっつりしっかりセックスしてた。私は「えっちなけいとくんを観たい」という欲8割で挑んだので、そういう意味では大変満たされましたね(笑)
やしきさんの「絶対にこの画をやりたい熱力」とけいとくんの「見たい画を再現する力」がバーストしていたので、とにかく繰り出される絵面のひとつひとつが凄かった。あのバスタブのシーンとか、けいとくんにしかできない！！！！っていい意味で思ったけど、あれが出来てしまうことがけいとくんにとって良いことなのかどうかはちょっとわからん。
あと久しぶりいけいとくんの（ほぼ）全裸を見ましたが、アラサーで制服着てもあの薄さな上に、体幹強くて柔軟性もあるの、大変ありがたいのであの肉体は大事にしてほしい。それはそれとして、何故けいとくんの（ほぼ）全裸を定期的に見ているのだろうと首をかしげるところではある。
…という感じで演出は良かったんですが、これに限らず「ゲームシナリオの画面に出てくるテキストが流れていくのが目に浮かぶようなことを舞台でやるな」、は各社トイレの壁にでも貼っておいてほしいんですよね。やったこともないゲームの画面ガコマ送りで目に浮かぶの、再現度が高いといえばそうかもしれないけど、演劇の良さは何もないのよ。
カテコのダンスはSNS投稿可だったので3パターンとも見れましたが、踊るだけであんなに本編の内容が伝わってくるくらい雄弁なものを作れるのに、何で本編がナレベみたいな進み方になっちゃうんだろうね…。（カテコダンス、振付は善弥Ver.、物語性としては睦Ver.が好き）
けいとくん以外のキャストとしては、宇野くんのお顔が綺麗で、善弥がとてもキュートでした。善弥、キャラとしても魅力的だしな。あと踊り倒すさちちゃんは良い。
そんなに期待せずにいたら、思いの外しっかり面白いものが出てきた修羅雪姫紀伊國屋Ver.
choco-ice.hatenablog.com
千穐楽！客席しっかり埋まってて、万雷の拍手で終われたのが凄くよかった。コロナ禍突中期の、あのガラッガラの客席で、手を叩いても叩いてもボリュームがなくて哀しかった頃を思うと、完全にとはいえなくても、ちゃんと劇場に人が戻ってきてよかったなと思う。
半月以上経ってるので書きますが、この日味方と馬場さんが観に来ている天覧試合回で、始まる前からきゃっきゃきゃっきゃしてしまった。だってさ～～2022年にりゅきと水野がいる紀伊國屋の舞台を馬場さんが見てるんですよ？そんな未来あるんですね。
三馬鹿日替わりのりゅきさんが巻き込まれた時、「これを今！馬場さんが見てる！やったねりゅきさん！ｗ」っていう謎のテンションの上がり方してしまった。ついでに水野が踊ってるときも「これを今！馬場さんが！」になってました。
終演後、友達と別れるときに「じゃあ来週熱海で！」と言ったけど、千穐楽の一週間後が千穐楽なの意味わかんなかった。
